その1 ブルーハワイ
上の写真は塩化銅の粉を、水に溶かしたところです。
生徒たちは「きれいな色〜」と反応することが多いです。
そこですかさず「でもね、これ飲んだら死ぬよ!」「銅は毒だからね。」
ここまでは理科に必要な話。この後つい言っちゃうんですよ。
「こんな色のかき氷あるよね。」「ブルーハワイ!」「そう!それ。」
「先生、あれたべられないんです。」
「なんで〜?おいしいのに。」
「この色が毒だと知ったのが先で、ブルーハワイはそれより後に登場したの。理科教師の先生にとって、この色はなんか口に入れちゃいけない色に見えちゃうんですね〜。」
その2 打ち上げ花火
「打ち上げ花火って、きれいだよね〜。でも、理科教師の先生は別のことを考えてしまうことがあるんです。」
家族そろって、花火見物に行ったときのことです。
うちの家族が「わ〜、きれい!」とか言ってるそばでブツブツと…
「緑だから銅かな。」
「黄色はナトリウム」
「赤はストロンチュウムだったかな」
炎色反応のことを考えてしまうんです。
もちろん家族からは「お父さん、うるさい!」「黙ってて!」
と、怒られました。