前線付近の天気は特徴があるので、理屈がわかると天気予報で気象予報士さんの説明がなくても、およその天気が自分でわかるようになります。 でも、丸暗記しようとするとその量の多さに負けそうになります。そうではなく、暖気と寒気の空気の動きだけ覚えてく…
エクセルで中学校理科の重要語句を復習するソフトを作りました。 以前はVBAの知識が乏しく、ランダムに出現はするものの、重複が防げず、 「先生、それさっきやった!」となりがちでした。 (次々に出題すれば、授業のウォーミングアップには支障ありません…
「雲のでき方」を理解するには、気圧のことと、飽和水蒸気量のことがわかっていないと難しいです。 さらに、「空気の体積が増えると気温が下がる」ことについては、”なぜ”と疑問を持つ人もいるはずです。 (断熱膨張) 雲のできかたを理解するのに必要な分だ…
Dr.STONE シーズン3 エピソード21 第20話 FIRST DREAM において 8分35秒のところに、下のような月が表示された。 見た瞬間に「なんか変だぞ」と感じて、巻き戻してテレビ画面を写真にとり、それをパワーポイント上でトレースしたのが上の図です。 パワーポ…
ふつうに覚えても、興味がないことはすぐ忘れてしまうものです。 「日本の気候は、日本の周りにあるどの気団が発達するかで決まる」というのも、「ふ〜ん」という、たいして興味がわかない内容です。 そこで、それぞれの気団をマフィアとかヤクザ一家と思え…
天体の学習の中で、星の日周運動というのがあります。 どちらに動きますか?の学習で、北の空に少し苦労する人がいます。 でも、回転する向きがわかれば「1時間に何度動きますか?」という問題はそれほど難易度は高くありません。 1日に360°回転し、1日は…
正負の数のたし算は絶対にできるようになります。 トランプを使って、2枚のカードをあわせたらいくつ?という練習を繰り返せば。(前回の投稿を御覧ください) でも、そういう練習を飽きずに続けることが難しい人も多いはず。 そこで、トランプゲーム「ドボ…
ScienceTeacher は たまに数学の授業もやってました。 そこで今回は、正負の数の計算の勉強の仕方についてまとめました。 中学1年で正負の数がわからなくなるのは、小学校でいうと九九ができないようなもの。中学校以降の数学がさっぱりできないという状況…
私この度、Kindle本を出させていただきました。 化学式の作り方について、長年授業で取り組んできた内容をまとめてみました。 教科書では、化学式の小さい2がつくかつかないかについて何も説明していません。それでは、暗記するしかないつまらない勉強にな…
「炭酸水素ナトリウムを分解すると3つに分かれます。3つの物質とはなんですか?」と、質問して、「炭酸と、水素と、ナトリウムです」と答えられるとがっかりします。 炭酸水素ナトリウムの熱分解は、テストに本当によく出るので、授業では必ず実験し、丁寧…
空気より重いか軽いかを問われる気体は、中学校では主に4つだけ。 水素、酸素、二酸化炭素、アンモニア これだけなら、丸暗記でいいように思うのですが、経験上「酸素」を間違える生徒は多いです。また、塩素は?のように聞かれたらもうおしまいです。 そこ…
遺伝のきまりは、豆が”丸”になるか”しわ”になるかという話。 それほど難しいわけではないけれど、どうも「興味関心が持てないのではないか?」と思っています。 それよりは、「血液型がどのように決まるか」を学習したほうが、絶対に意欲的に学べると思いま…
下のような柱状図の問題って、「わけわかんない」と諦めてしまう人が多い、正答率の低い問題です。 なぜ、この問題ができないかというと、教科書に詳しく説明されていなくて、授業で詳しく取り上げることが少ないせいではないかと思っています。 それ以外に…
エネルギーの学習のまとめとして、上のような問題が出てくることがあります。 このとき、学習したことを使うんだから、きっと「エネルギーの保存」「だから、これは同じ」と答える生徒がけっこういます。 エネルギーの保存を使おうとしてくれるのは嬉しいの…
星の日周運動で難しいのは北の空。 〇〇回りと覚えて、肝心なときに「あれ?どっちだっけ?」と迷ってしまう。 だから、「〇〇回り」と覚えるのはやめましょう! 太陽も星も、地球の自転で動いて見えるのだから、”太陽と同じ”で覚えるほうが確実です。詳しく…
太陽の日周運動をblenderで作った流れで、今度は、星の日周運動のシミュレーションを作ってみました。 赤道や北極での日周運動は、なかなかイメージできません。また、理屈ではわかっている人も、この動画で”確認”ができるのではないでしょうか。 ぜひ、ご覧…
ようやくできました。 太陽の日周運動など、そのまま丸暗記でもできてしまうかもしれませんが、中学生にぜひ「なるほど」と思って欲しい! そういう思いで、blenderでシミュレーションを作り、解説を加えた動画です。 ぜひ、ご覧ください。 www.youtube.com
太陽の日周運動が、観測地点によって違うことを理解してもらえると思います。 ただし、このままでは中学生には理解しづらいと思うので、解説を加えたバージョンを近いうちに作りたいと思います。 www.youtube.com
月の満ち欠けを理解している人なら、金星の満ち欠けもそれほど難しくありません。 ただし、一つだけ注意点があります。月でいうと半月の形、半金星は真横の時ではないということ!ぜひ、動画で確認してください。 www.youtube.com
月の満ち欠け問題はとても簡単! 作図して考えれば、誰でも正解することができます。 最後に、シミュレーションを見ながら確認。ぜひ、ご覧ください。 www.youtube.com
サルでもわかるBlender というチャンネルの「ブレざる君」をモデリングして画像にしたものを、M design というチャンネルの 「どうする?旗をパタパタ!」の旗に貼り付けてみました。平面に布の質感を持たせ、風向、風量を計算してパタパタさせる。blend…
中学校では、北半球において風は、高気圧の周りでは「時計回りに吹き出す」。低気圧の周りでは「反時計回りに吹き込む」と教えられます。 でもその理由については、詳しく教えません。 説明するのが難しいんです。聞いた方もかえって混乱する人が多いです。 …
blenderだけでは、説明が足りない部分を、Keynoteと組み合わせて解説動画にしました。これを見れば気圧と風向はバッチリです! www.youtube.com
高気圧は風が外側へ、低気圧は風が中心に向かう。 ただそれだけなのだが、記憶に残る映像になると思うのです。 www.youtube.com
月の満ち欠けとの大きな違いは、半月ならぬ「半金星」が、真横のときではないこと! バッチリわかります! www.youtube.com
今できる範囲のテクニックで、月の満ち欠けの説明に使えるソフトをblenderで作ってみました。次は金星の満ち欠けに挑戦中ですが、別のテクニックが必要になってくるので、勉強しながらやってます。 www.youtube.com
せっかく3Dのモデルを作ったのだから、静止画ではなく動画でいろんな角度から見せたい時。blenderは、そんなカメラワークも実現できます。 それから、ライトが光ってますよね。「放射」という命令でできました。 このカメラワークと、放射を使うことで、月…
blenderって、3Dのモデリングをするだけでなく、落下や衝突のシミュレーションができることを勉強しました。サイコロやドミノは作りましたが、動きは勝手にblenderが計算しています。 自由落下の加速度、物体の重さ、弾性の強さ、摩擦力などを自由に変更し…
モデリングした飛行機をパソコンの画面収録で動画にしてみました。 自分のblender学習記録として今後も残していきたいと思います。 www.youtube.com
最近、blenderの勉強にハマっています。 下の写真は、チュートリアル通りに作った作品ですが、操作がわかってきて完成までの時間がどんどん短くなってきています。 そして、作品をつくりながら「こうすれば、理科の教材に使えるかも」という思いが次々に湧い…