村の映画上映会。会場にはイスが8つ。今日のお客さんは2人。
「さて、入場率は何%?」
「4分の1だから…25%!」
「正解!」
4分の1っていうのは、座席数分の客数ということだよね。%で表すから掛ける100にしたのが入場率です。
だから、さっきの問題は、2 ÷ 8 × 100 = 25という計算で求められます。
「では、これだと何%?」と数問練習します。だいたいできます。
そのあと「実は、湿度っていうのは水蒸気というお客さんの入場率なんだよね」
含むことができる水蒸気量の上限 →飽和水蒸気量 → 座席数
1㎥中の水蒸気量 → お客さんの数
同じでしょう!! だから湿度を求める公式は、
このあと、整数で、しかも割りきれる数字を選んで湿度の計算を練習します。
だいたい、できます。
でも…
小数の割り算が苦手な子は、このあと全体のペースにはついてこれません。
よく「小学校では理科が好きだったのに、中学校になると嫌いになる。」いわゆる「理科離れ」ということばがあります。
私は「嫌いなのは中学校理科ではなく、算数なんだけどな」といつも思っています。