ScienceTeacherのブログ

中学校の理科の教員です。理科って思ってたより簡単だな、理科って面白いな、と思ってもらえるように作っていきたいと思います。

湿度って、入場率なんですよ!

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村の映画上映会。会場にはイスが8つ。今日のお客さんは2人。

「さて、入場率は何%?」

「4分の1だから…25%!」

「正解!」

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4分の1っていうのは、座席数分の客数ということだよね。%で表すから掛ける100にしたのが入場率です。

だから、さっきの問題は、2 ÷ 8 × 100 = 25という計算で求められます。
「では、これだと何%?」と数問練習します。だいたいできます。

 

そのあと「実は、湿度っていうのは水蒸気というお客さんの入場率なんだよね」

 

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含むことができる水蒸気量の上限 →飽和水蒸気量  → 座席数  f:id:ScienceTeacher:20200919174205p:plain


             1㎥中の水蒸気量 → お客さんの数  f:id:ScienceTeacher:20200919174305p:plain

 

同じでしょう!! だから湿度を求める公式は、

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このあと、整数で、しかも割りきれる数字を選んで湿度の計算を練習します。

だいたい、できます。

でも…

小数の割り算が苦手な子は、このあと全体のペースにはついてこれません。

よく「小学校では理科が好きだったのに、中学校になると嫌いになる。」いわゆる「理科離れ」ということばがあります。

私は「嫌いなのは中学校理科ではなく、算数なんだけどな」といつも思っています。